地域のこと

5月5日は、薬の日でもあります

 

5月といえば、端午の節句。

今日55日は、国民の祝日「こどもの日」ですが、それ以外の記念日を知っていますか?

 

実は、「薬の日」でもあるのです。

611年のこの日、現在の宇陀市にて推古天皇が薬草や鹿の若角をとる宮廷行事 "薬狩り"を催しました。

翌年には、高取町で行われ、いまもなお、高取は、医療や薬との関わりが密接なまちです。

 

江戸時代ごろから続く老舗薬局や医院、数多くの製薬会社の点在、薬草も育てられています。

 

街道の石畳には、薬草の効能を紹介するタイルが埋め込まれています。町を歩く際にはぜひご覧になってみてください。

 

 

くすり資料館もあります。

高取町の観光案内所の蔵を資料館として、レトロなパッケージなどが展示されています。

 

 

ちなみに、当時、採取していたショウブやヨモギは香りが強く、これらをお風呂に入れて入浴すると疫病や邪気を払い、子どもの成長と健康をもたらすと考えられていたそうです。

そのことから、端午の節句、こどもの日に菖蒲湯に入る習慣が現在でも残っています。

 

ちゃんと薬と結びついているのですね!

 

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